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MakerWorldのダウンロード方法|データの開き方まで解説

MakerWorldのモデルページを開くと、ダウンロードの欄に作者が用意したプリントプロファイルと、元になった3Dモデルデータが並んでいます。

選ぶべきなのは、自分と同じ機種のプロファイルです。

機種が違うものを落とすと、造形範囲やベッド温度の指定がかみ合わず、開いた時点でスライスし直しになります。

A1 miniの造形範囲は180×180×180mmで、A1の256mmを前提に作られたデータはそもそも載りません。

本記事では、ダウンロードの2つの経路・機種が合わないときの直し方・ライセンス表示の見方を解説します。

おうち3Dプリンター編集部

おうち3Dプリンター編集部です。家庭用3Dプリンターを「家電のように迷わず選べる」状態にすることを目指して、機種の比較、フィラメントの選び方と保管、設置環境づくり、印刷トラブルの対処を解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

MakerWorldのダウンロードは2つの経路がある

Bambu Labが運営するMakerWorldでは、1つのモデルに対してプリントプロファイルとモデルデータの両方が置かれていることがほとんどです。

プロファイルはスライス設定まで含んだファイルで、対応機種・ノズル径・使うプレート・印刷素材まで作者の環境が指定されています。

自分のプリンターと同じ機種のプロファイルがあれば設定をいじらずに印刷へ進めますが、無ければモデルデータだけを落として、スライサーソフト(3Dデータを印刷用の指令に変換するソフト)で自分の機種向けに組み直すほうが結局早いです。

ファイルを保存してからスライサーで開く

ダウンロードしたファイルをパソコンに保存し、Bambu StudioやOrcaSlicerで開く経路です。

別メーカーのプリンターを使っている場合や、サポート材の付け方まで自分で詰めたい場合はこちらになります。

OrcaSlicerを新しく入れるなら、公式サイト以外の配布元から落とさないでください。

公式を装った偽サイトがあると、開発元のGitHubが警告しています。

Bambu StudioやBambu Handyへ直接送る

モデルページから手元のスライサーやスマートフォンのアプリへ送る経路もあります。

ファイル管理の手間が無いかわりに、送られてくるのは作者が選んだプロファイルそのものなので、機種が合っているかどうかの確認は省けません。

印刷開始の前に、画面に出ている機種名とノズル径を必ず見てください。

機種が違うプロファイルをそのまま印刷すると起きること

プロファイルには作者が使ったプリンターの条件が丸ごと入っています。

A1向けに作られたものをA1 miniで開くと、256×256×256mmを前提にした配置が180×180×180mmの範囲からはみ出し、分割するか縮小するかの判断が要ります。

ベッドの最高温度もA1 miniは80℃、A1は100℃と違うので、高温側で設定されたプロファイルは温度が頭打ちになります。

いちばん危ないのは、密閉型のP1SやP2Sで作られたABS・ASA前提のプロファイルを、オープンフレームのA1シリーズへ持ち込むことです。

公式仕様ではA1シリーズについてABS・ASA・PC・PAを「推奨ではありません」としており、庫内の温度を保てないため反りや層の剥離が出ます。

ノズル径も見落としやすく、0.2mmノズル用の細かい造形を0.4mmのまま印刷すると、薄い壁が丸ごと消えます。

造形範囲の差でどこまで作れるかはA1 miniとA1の違いで解説しています。

多色モデルをダウンロードする前に、AMSの有無を確かめる

MakerWorldの人気モデルには多色前提のものが多く、プロファイルにも色ごとのフィラメント指定が入っています。

AMS lite(A1シリーズ向けの自動フィラメント切替ユニット)やAMS 2 Proを持っていない場合、同じデータを開いても色の割り当て先がありません。

単色で印刷するか、色の変わる層で手動交換するかのどちらかになります。

AMS liteもAMS 2 Proも1台で扱えるのは4巻までなので、5色以上を使ったデータはユニットを増設するか色を減らす編集が必要です。

素材の制限もあり、AMS liteはTPE・汎用TPUに対応していません。

やわらかい素材で作られた多色モデルを落としても、ユニット経由では送れず、スプールから直接給送する形に組み替えることになります。

MakerWorldのライセンス表示は、ダウンロード前に見る

ライセンスはモデルごとに作者が設定していて、ダウンロードした後に変えられるものではありません。

公式のアップロードガイドラインでは、CC0のモデルを扱う際に実物を印刷した写真の掲載を求めており、NDが付いていれば派生物の公開が禁止、SAが付いていれば同じライセンスを引き継ぐ必要があると明記されています。

印刷して自分で使うぶんと、改変して再公開するぶん、売るぶんでは条件が別です。

販売や受注印刷を考えているなら、モデルページのライセンス表示を見て判断してください。商用可否の読み分けはMakerWorldのモデルは商用利用できるかで解説しています。

ダウンロードで貯まるポイントの仕組み

MakerWorldには、モデルの公開やダウンロードなどの活動でポイントが貯まり、ポイントストアでギフトカードなどに交換できる仕組みがあります。

Exclusive(独占公開)のモデルに付くポイントには交換の上限などの規約が別に定められていて、レートや条件は変わるため、交換前に規約と交換先の一覧を確かめてください。

貯め方と使い道はMakerWorldのポイントの貯め方で解説しています。

ポイントを目的にダウンロードを重ねても、印刷しないまま終わったファイルが手元に積み上がるだけです。

先にプリンターの造形範囲と手持ちのフィラメントを決めてから、条件に合うモデルを探すほうが無駄がありません。

機種ごとの造形範囲はBambu Lab全機種の違いで解説しています。

PLA・PETG・TPUで手直しする場所が変わる

公開されているプロファイルの多くはPLA前提で作られているので、別の素材で印刷するなら温度と速度の見直しから始めます。

PETGはPLAより高い温度で流れ、糸引きが出やすいので、リトラクション(フィラメントを引き戻す動作)の量とノズル移動時の温度を調整してください。

プレートへの食いつきが強すぎて剥がれなくなることもあるため、作者がどのプレートで印刷したかもプロファイルで確認します。

TPUはやわらかく送りにくいため、印刷速度を落とし、AMSを経由しないスプール直送に切り替えるのが基本です。

サポート材が剥がしにくくなるので、PLA前提で密に付けられたサポート設定はそのまま使わず、間隔を広げるか配置を変えてください。

A1 miniとA1の公式推奨はPLA・PETG・TPU・PVAで、ABSやASAの指定が残ったプロファイルは素材の置き換えが必要です。

A1 miniの仕様は素材対応も含めて解説しています。

よくある質問

Bambu Lab以外のプリンターでMakerWorldのデータは使えますか

モデルデータであれば、OrcaSlicerやUltiMaker Curaなど手持ちのスライサーソフトで開いて印刷できます。

ただしプリントプロファイルはBambu Lab機の設定として書かれているので、他社機ではそのまま読み込めません。

造形範囲と素材だけを参考にして、設定は自分の機種のプロファイルで組み直してください。

ダウンロードしたプロファイルの設定はどこまで変えていいですか

温度・速度・サポートの設定は自分の環境に合わせて変えてかまいません。

変えると結果が大きく動くのは、層の高さとノズル径の組み合わせです。

0.2mmノズル用に作られたデータの層高だけを太くすると、細部が潰れます。

まずは機種とノズル径を合わせ、そのうえで速度から詰めるのが手戻りの少ない順番です。

PrintablesやThingiverseとはどう使い分けますか

Printablesは Prusa Research が運営し、モデル公開やメイク投稿で貯まるPrusametersを公式eショップのクーポンに交換できます(現金化や譲渡はできません)。

Thingiverseは2008年から続く老舗で、無料ダウンロード中心です。

Bambu Lab機を使っていて機種別プロファイルごと使いたいならMakerWorld、古い定番モデルを探すならThingiverseというように、目的で選ぶと探す時間が短くなります。

多色データを単色で印刷するとどうなりますか

色の指定は無視され、全体が1色で出力されます。

色だけで表現していた模様は平らな面になり、文字やロゴは読めなくなります。

色の切り替え位置が高さで分かれているモデルなら、その層で一時停止してフィラメントを手で交換する方法もありますが、交換の前後で層がずれることがあるため、最初から単色向けのモデルを選ぶほうが仕上がりは安定します。

まとめ

MakerWorldのダウンロードでつまずく原因は、ほとんどが作者の機種と自分の機種の違いです。

造形範囲・ベッド温度・ノズル径・素材指定の4点をプロファイルで確かめ、合わないならモデルデータから組み直します。

多色モデルはAMSの有無と色数、ライセンスはモデルページの表示を先に見てからダウンロードします。

この順番を守るだけで、印刷してから気づく失敗はかなり減ります。

ぜひ本記事の機種別の確認点とライセンスの見方を参考に、手持ちのプリンターで印刷しきれるモデルを選んでください。

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