SHARE:

Bambu Labのセール時期はいつ?安く買う方法と注意点を解説

公式ストアのセールが始まってから機種を調べ始めると、たいてい期間の終わりに間に合いません。

2025年のブラックフライデーは11月10日から12月5日まで、毎週火曜11時にタイムセールが動く形式でした。

つまり狙った機種が安くなる週を待つ構えが必要で、その日に決めるための下調べは前もって終わらせておくことになります。

とくにA1 miniとA1、P1SとP2Sのように造形サイズも対応素材も違う機種が同じセールに並ぶと、割引率だけで選んで後から素材の制約に気づく失敗が起きます。

本記事では、セール期間に起きること・値引き前に確定させておく条件・割引率で選ぶと裏目に出る組み合わせを解説します。

おうち3Dプリンター編集部

おうち3Dプリンター編集部です。家庭用3Dプリンターを「家電のように迷わず選べる」状態にすることを目指して、機種の比較、フィラメントの選び方と保管、設置環境づくり、印刷トラブルの対処を解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

Bambu Labのセールは「待つ期間」が長い

公式で確認できているセールの実績は2つあります。

ひとつは年末のブラックフライデーで、2025年は11月10日から12月5日という約4週間の会期でした。

もうひとつは6〜7月ごろの周年記念セールで、Amazonプライムデーと同じ時期に重なった年があります。

Bambu Japanの公式リリースでは最大58%OFFという表記が出た回もありました。

ただし割引率と対象機種は回ごとに違うので、前回と同じ機種が同じ率で下がると考えないでください。

会期が長いことは、実は落ち着いて選べるという意味ではありません。

2025年の形式では毎週火曜11時に新しいタイムセールが動きました。

ある週にA1系が対象で、別の週にP系が対象、という形になれば、読者が自分の候補を決めていない状態では毎週判断を迫られることになります。

決めていれば、その週まで手を出さないという選択ができる。

なお開催そのものは保証されたものではありません。

過去に開催実績があるという事実と、次回も同条件で行われるという予想は別の話です。

時期を待つ前提で買うなら、今すぐ必要かどうかを先に考えるほうが現実的です。

セール前に確定させるのは造形サイズと素材の2点

値引きが始まってから比較を始めると、スペック表の項目が多すぎて手が止まります。

事前に決めておく価値があるのは、作りたい物が入る造形サイズと、その物に必要な素材の2つです。

ここが決まっていれば候補は2〜3機種に絞れます。

造形サイズは実寸から逆算する

A1 miniは180×180×180mm、A1とP1S、P2Sは256×256×256mm、H2Dは単ノズル時325×320×325mmです。

手のひらサイズの小物や子どもと作る工作なら180mmで足りますが、収納ケースや家電の外装部品を一体で作るなら256mmは欲しくなります。

ここで注意したいのは、分割して接着すればサイズは越えられるという点。

強度が要らない飾りなら小型機で十分間に合います。

逆に、割れると困る部品を分割したくないなら大きい機種を選ぶ意味があります。

A1 miniとA1で迷う場合は、造形サイズ以外にベッド温度(80℃と100℃)や本体寸法も違います。

どちらを選ぶかの判断はA1 miniとA1の違いを比較で解説しています。

素材の制約はセールでは変わらない

A1シリーズ(A1 mini/A1)が推奨しているのはPLA・PETG・TPU・PVAで、ABS・ASA・PC・PA、カーボンやガラス繊維の強化材は公式に「推奨ではありません」とされています。

オープンフレームで庫内温度を保てないからです。

一方P1Sは密閉型で活性炭フィルターを備え、ABS・ASAが公式の対応素材に入っています。

P2Sは付属ノズルが焼入スチールのため、CF・GF強化材まで対応範囲です。

この差はいくら値引きされても埋まりません。

屋外に置く部品や熱がかかる場所の補修部品を作る予定があるなら、A1系がどれだけ安くてもその用途には向きません。

素材ごとの性質はフィラメント種類一覧の早見表で解説しています。

割引率だけで上位機を選ぶと持て余す

セールでは上位機種の値引き額のほうが大きく見えます。

ただし家庭で使う前提だと、上位機の設置条件が現実的でない場合があります。

機種本体寸法重量最大消費電力
A1 mini347×315×365mm5.5kg150W
A1465×410×430mm8.3kg350W@110V
P1S389×389×458mm12.95kg350W@110V
P2S392×406×478mm14.9kg1000W@110V
H2D492×514×626mm31kg1320W@110V

H2Dは31kgあり、高さも626mm。

棚板の耐荷重と天井までの余裕を先に確かめないと置けません。

P1Sは公式が500×500×950mmの設置スペースを推奨しています。

数字が大きいのは寸法だけでなく消費電力もで、H2Dは最大1320W@110V。

同じ回路で電子レンジやドライヤーを使う部屋だとブレーカーの構成を考えることになります。

もうひとつ見落としやすいのが、A1とA1 miniがベッドスリンガー型でベッドが前後に動くことです。

本体寸法だけを測って棚に収めると、動作中にベッドが背面や前面にはみ出します。

設置面の条件は3Dプリンターの台の選び方で解説しています。

セールで一緒に買うと効くもの、後回しでいいもの

本体だけでなく、AMS lite(自動フィラメント切替ユニット)や乾燥機、フィラメントもセール対象に入ることがあります。

ここで優先順位を付けておくと、勢いで買って使わない物が減ります。

AMS liteは作りたい物が多色かで決まる

AMS liteはA1シリーズ用の4スプール構成で、397×208×342mm・1.6kg。

本体の横か上に置き場所が必要です。

対応素材はPLA・PETG・ABS・ASA・PET・PA・PC・PVA(乾燥状態)などですが、TPUとTPE、湿ったPVA、他社製のカーボン・ガラス繊維系は非対応です。

柔らかい素材を使う予定が中心なら、AMS liteを買っても外部スプールから印刷することになります。

ここは見落としやすい点です。

乾燥機は湿気が出てからでは遅い

フィラメントは湿気を吸うと表面が荒れたり糸引きが増えたりします。

SUNLU FilaDryer S2は1kg巻1本で最高70℃、印刷中の直接給送に対応。

S4は1kg巻4本を同時に入れられ、庫内湿度が50%を超えると自動で再加熱する仕組みです。

Creality SpacePi X4は45〜85℃で1〜48時間のタイマーを備え、乾燥剤内蔵で保管ボックスとしても使えます。

乾燥温度と時間は素材とメーカーで違うので、一律の数値で運用しないでください。

使う素材のメーカー推奨値を確認するのが前提です。

まとめ買いしたフィラメントの保管まで含めて考えるなら、本数の多いモデルを選ぶ意味があります。

夜間や長時間の印刷を想定するなら静音性と密閉を見る

セールで買った機種を家族が寝ている時間に動かしたいという想定は多いはずですが、公式に静音の数値が出ているのはA1 miniだけです。

サイレントモードで48dB以下、アクティブモーターノイズキャンセリング搭載という記載があります。

A1については公式に騒音の数値記載がありません。

48dBという数字はA1 mini側のものなので、A1に当てはめて考えないでください。

密閉型のP1SやP2Sは筐体があるぶん音の出方が変わりますが、冷却ファンは回ります。

P2Sは活性炭に加えてVOCフィルターと粒子状物質フィルターを備え、H2DはG3プレフィルタ+HEPA H12+ヤシ殻活性炭という構成です。

においが少ないとされる素材でも、長時間の印刷では換気をおすすめします。

そして就寝中や完全な留守中の長時間印刷は勧めません。

停電復帰やカメラによる遠隔確認の機能はありますが、造形物が剥がれて空中に樹脂を出し続ける状態は、その場に人がいれば止められるものです。

長時間の造形を計画するなら、動いている間に人がいる時間帯に合わせるほうが安全です。

A1 miniの実際の使い勝手はA1 miniのレビュー解説で解説しています。

セールを待つ前に、機種の絞り込みを終わらせる

セール中に読める情報量には限りがあります。

タイムセールが火曜11時に動く形式なら、その日にできるのは「決めた機種が対象かどうか確認する」ことだけ。

造形サイズと素材で候補を2機種まで絞り、そのうえで設置寸法と電源を確かめておけば、当日の判断は数分で済みます。

機種選びに迷っている段階なら、全ラインナップの位置づけを見ておくほうが早い。

現行の国内公式ストアではA1 mini/A1/A2L/P1S/P2S/X2D/H2S/H2D/H2C/H2D Proが並んでいます(2026年8月時点の確認)。

X1 Carbonは公式ストアの商品ページが無くなり、個人向け現行のXシリーズはX2Dです。

各機種の違いはBambu Lab全機種の違いを比較で解説しています。

よくある質問

Bambu Labのセールは毎年決まった時期にありますか

公式に確認できているのは、2025年11月10日から12月5日のブラックフライデーセールと、6〜7月ごろの周年記念セールの開催実績です。

ただし毎年必ず同じ時期・同じ割引率で行われるとは限りません。

時期を待つ前提で予算を組むより、必要になったときに確認する形が現実的です。

セールのときは並行輸入品のほうが安く買えますか

取扱状況や価格は店舗と時期で変わるので、どちらが安いとは言えません。

ただし確認しておきたい点があります。

PSE認証はACアダプターと本体で別扱いで、販売店が独自に取得している製品の認証は並行輸入品には付きません。

サポートや修理の窓口も購入経路で変わります。

国内正規代理店にはサンステラやSK本舗があります。

A1 miniとA1、どちらがセール向きですか

セールかどうかで向き不向きは変わりません。

判断の基準は作りたい物の大きさです。

180mm角に収まる小物中心ならA1 mini、収納用品や家電の外装部品のように256mm角が必要ならA1です。

ベッド温度もA1 miniが80℃、A1が100℃と違います。

詳しい比較はA1のレビュー解説でも触れています。

セールで買ったA1でABSを使えますか

使えません。

A1シリーズはABS・ASA・PC・PAが公式に「推奨ではありません」とされています。

オープンフレームで庫内温度を保てないためです。

ABSやASAを使う予定があるなら、密閉型のP1S以上を候補にしてください。

A1 miniで使える素材の範囲はA1 miniで使える素材と非対応フィラメントで解説しています。

中国メーカーの製品でもサポートは受けられますか

Bambu Labは中国・深圳のメーカーで、日本ではサンステラやSK本舗などの正規代理店経路の流通があります。

国内代理店から購入した場合は日本語での問い合わせ窓口を利用できます。

メーカーの成り立ちや体制はBambu Labはどこの国の会社かで解説しています。

まとめ

セールで得をするかどうかは、値引き率よりも当日までに候補を絞れているかで決まります。

造形サイズと素材の2点は割引でも変わらない制約なので、そこを先に確定させておく。

A1系はPLA・PETG・TPU・PVAが推奨範囲で、ABSやASAを使うなら密閉型のP1S以上という線引きは動きません。

そのうえで設置寸法と消費電力を確かめてください。

H2Dの31kg・626mm、P1Sの推奨設置スペース500×500×950mmのように、上位機は置き場所のほうが先に問題になります。

ぜひ本記事の設置寸法の比較表と素材の対応範囲を参考に、セールが始まる前に候補を2機種まで絞ってみてください。

あなたへのおすすめ